忍者ブログ

長岡ゆり Yuri Nagaoka Dance Medium

長岡ゆりと主宰する舞踏カンパニーDance Mediumの紹介とニュース

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

「水晶の脳」12月6日(日)7日(月)テルプシコールにて!!

PR

12月、新作「Crystal Brainー水晶の脳」やります!!!

 ということで、いよいよ新作に着手することにしました。
 時は12月6日(日曜日)7日(月曜日)
 場所は中野テルプシコール。
 タイトルは、なんのこっちゃですが、公演のことを考えていたら、突然思いついた言葉がそのままタイトルとなりました。単に石好きが嵩じて思いついただけかもですが....

 例によって、作っているうちになんとなく「水晶の脳」になってゆくという予定。
 出演は、私、正朔、小玉陽子、吉崎康祐、Helen Smith
の五人です。

 皆熱心な追求心溢れる人々なので、稽古も熱いものになりそうです。
もちろん公演も。

 
 実際は夏の間の鍼灸院不況のため必死で働かなくてはと思っていて、「公演なんてぇーできないよ」モードでしたが、何かに急かされるかのごとく決めてしまいました。
動かないとDance Mediumも腐りそうな気がして気持が悪かったのかもしれませんし、何かが尻を叩いていたのかもしれません。
とにかく、ここでしっかりした作品を一年振りでお目にかけようと思いますので、よろしくお願いします。

Dance Medium 舞踏公演 Vol.6
「水晶の脳」Crystal Brain


2009年 12月6日(日曜日)開場 18:30 開演 19:00
       7日(月曜日)開場 18:30 開演 19:00

振り付け・演出:  長岡ゆり 正朔
出演:  長岡ゆり 正朔 小玉陽子 吉崎康祐 Helen Smith
会場:  テルプシコール http://at.bloc.jp/info/02520
料金:  前売り・予約 2500円 当日 2800円
予約 問い合わせ:  medium0108@aol.com  090-3904-1032 長岡(Nagaoka)
ホームページ: http://medium.tabigeinin.com 

抱くと言う事は既に抱きしめられているように抱きしめる
扉を開くということは体を開けられるように開けてゆく
花を見つめると花に見つめられていて既に自分が花になっている
体の内部は外部であり外部は内部である
体の輪郭が消え去り、空間に滲み出た変幻自在な体
妄想と正気は紙一重なのだ

ルームルーデンス「盲獣」に出演します

7月9-12日の4日間、アサヒアートスクエアにて上演される、劇団ルームルーデンスの「盲獣」にDance Mediumの長岡ゆりと小玉陽子が出演します。
原作は江戸川乱歩。

今回私の役柄は、主人公の盲目の青年の母親の思念、無意識のビジュアル化された存在となっております。
これだけではなにがなんだかわからないので説明すると、母親役の実体は今野真智子さんが担当し、彼女は普通に芝居をします。
なお、彼女は聾唖の方ですので、コロス3人組が台詞を言います。小玉陽子はコロスの一人です。悪そーな表情が見所です。
このコロスの親玉が私です。コロスは青年が女をさらってくるのを助けたり、母親の感情が動くのに連動してほくそえんだり悲しんだりします。
で、直接母親である今野さんの背後になり前面にになり母の裏を演じる(踊る)のが私の役目です。
私は「悪の軍団」とか、「母親軍団」とか呼んでいますが、まあ、5人で母親を表現している感じでしょうか?

なお、私は基本的には台詞を言いませんが、一言だけ台詞をのたまうというか、叫ぶというか、そういう場面があります。
さあ、いったいどんな台詞でしょうか?
それは見てのお楽しみでございます!!

では、以下に公演情報を載せますね!

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
劇団ルームルーデンス公演 27 th 「盲獣-BLIND BEAST」
アサヒアートスクエア提携公演
http://roomrudence.com/

☆出演

今野真智子
柿澤亜友美
リアルマッスル泉
長岡ゆり(Dance Medium)
小玉陽子(Dance Medium)
中川啓太
木原春菜

☆公演期間

2009年7月9日(木)〜12日(日)/全5ステージ

9(木) 19:30
10(金) 19:30
11(土) 14:00 19:00
12(日) 15:00

☆会場

アサヒ・アートスクエア
●東京メトロ銀座線「浅草駅」4.5番出口より徒歩5分
●都営地下鉄浅草線「本所吾妻橋駅」A3出口より徒歩6分

☆料金

前売自由席4,000円  当日自由席4,500円 指定席5,000円 学生3,000円

一般発売
2009年5月9日(土)
※未就学児童のご入場はご遠慮ください。

☆チケット取扱い

チケットぴあ
pia.jp Pコード 395283 / 0570-02-9999

コリッチ
PC用 https://ticket.corich.jp/apply/13624/
携帯用 http://ticket.corich.jp/apply/13624/


シアターマトリックス
03-6671-4778 /info@roomrudence,com



Dance Medium舞踏公演「金蘭荘」を12月に再演します

 今年1月に新宿タイニイアリスで公演した「金蘭荘」を、メンバーを一部変更して宇野邦一先生の公開講座にて、立教大学で行います。

立教大学映像身体学科「ダンスと哲学」研究会主催(宇野邦一教授担当)
Dance Medium舞踏公演「金蘭荘」

12月2日(火)17:45開場 18:15開演
入場無料
立教大学新座キャンパス ロフト1にて
振り付け、演出:長岡ゆり 正朔
出演:長岡ゆり 正朔 小玉陽子 鈴木耕一郎 Virginie Dubois 畠中ひろみ 吉田譲
協力:立教大学(水上ゆき)
問い合わせ:09017957833/lifejun@gmail.com

アクセス
東武東上線:志木駅 徒歩15分 スクールバス・南口西部バス5分
志木駅発17:05か17:30 のバスにお乗り下さい。

JR武蔵野線:新座駅 徒歩25分 スクールバス・南口西部バス8分
新座駅発17:00か17:20のバスにお乗り下さい。

志木駅だったら
南口改札でて左の階段をおりるとロータリーがあります。
右手にある吉野家、サンクスの前あたりにバスがとまります。
(バス停のような表示はないようです)

新座駅だったら
南口改札でて左に行くとロータリーがあります。道沿い左(セブンイレブンと逆方向)に進むと西部バス3番バス停があります。そこにスクールバスもとまります。

「Powder Blue」終了しました

新作ソロ「Powder Blue」昨日終了しました。劇場に足を運んで下さった皆様、スタッフの皆様ありがとうございました。
この作品をさらに改良発展させてゆこうと思います。こうして一つ作品が生れ出て、成長してゆくのが楽しみでもあります。劇場空間によって構成や踊りに大幅に変更があり、タイトルまで変わってしまうので、もはや同じ作品とは思えないものにもなり得ますが、一つの足がかりを与えて下さった劇場の方々キュレータの方々に感謝します。
ありがとうございました!
 今回言葉を発しながら踊るというのを試みたのですが、フランス語を混ぜていたら、フランス在住の照明家のMさんが、「空耳かと思った」と言ったのが笑えました。
これを例えばメキシコで踊ったらスペイン語を混ぜることになり、メキシコ人に「空耳かと思った」と言われるのかなあ(笑)。

以下は、見て下さった方の感想です。

●今夜(9/27土)はその友人の舞台を見た。踊りの舞台だが、わたしは生きているのか死んでるのかわからない…という台詞を繰り返す彼女は、十年か二十年位前に死んじゃってるのに死んだという自覚もなく行き場もない女の人のため息が変じたものみたいだった。

十年来容姿が変わらぬこの友は、踊る時どこかにぽっちり赤を纏う事が多い。元々綺麗なかわいい人だが、赤が、妖艶で切ない灯をともす。今夜の赤は、初めに撒いた枕の羽の白と繋がるもののようであった。情念とは底の方に外見的には反対のように見える虚無がありどんなに燃えさかってもいつかは燃え尽き滅するもの…と、何かの本で読んだが、消えずに透過し白くなる情念もあるのではないだろうか?…重さのない白はもはや情念とは呼ばれぬものだろうけれど。

今夜の白は、痛みある生の赤がたどり着いたやさしさのようであった。

後半昨夜の風の名残が押し寄せたように、風が吹いた。

以前何度か見た馬鹿!馬鹿!と頭を叩くような仕草がジャンプに変わったかと感じたシーンが、好き。
乾いた木の根っこみたく転がされ終わったが、礼をしてから友人は、今度はへなちょこ女ボクサーになり、ぼろっちいパンチばかり出しては案の定ノックされ、情けない顔でまたヨタヨタと立ち上がる…という一場を加えた。弱さを隠さず表すことで生きる事に誠実にあろうとする彼女が見えた。言葉の提出やこの締めくくりは、作品をわかりやすくしているとは言えるが、わかりやすいがつまらないにはならず、素直に共感できたいい舞台だった…。

●闇=光を兼ね抱え持つ肉体の苦悩の美しさを、たっぷり見せてもらいました。ありがとうございました。

●お疲れさまでした。
死者であったのだと思い、最後に死者であってもよいのではないかと、コミカルな明るい動きで思いました。ありがとうございました。
静と死とが二公演ともテーマなのか、生が背後にあるが、と
生きた人間が動いてるのに不思議な気がしました。

●長岡さんの、冒頭の重さの抜けた歩行が感動的でした。「私は生きているのか」という言葉との対比も面白かったです。生きている訳がないという感じが出ていました。
痙攣する老婆も良かったです。いとおしさを感じました。
ともあれ、なんとなくホームレスの悲しさのようなものが漂っていました。

TemplateDesign by KARMA7

忍者ブログ [PR]